ぽんきちたん's house

ぽんきちタン's house

独り言です。

音をたてる事に躊躇のない人について

僕は今ジムに通っています。
ジムは大人が通うものだと思っていました。そうです。僕はもう大人でした。

ジムには僕よりももっと大人のひとがいます。そもそも大人の定義がよくわかりません。社会の決まりをしっかり守ってマナーがいい人を大人と言うのであれば、現在の日本には大人じゃない大人が溢れ返ってることになっちゃいますね。

どうしても気になることがあります、ジムに来ているひとりの大人(おじさん)がうるさいです。
というのも、ジムにおいてある筋トレ器具を使うときの音が驚くほどうるさいのです。

大抵の器具は力をいれたらオモリが上がって、そして力を抜けばオモリは下に落ち、もとの位置へと戻ります。つまり我々はオモリを持ち上げて筋肉に付加をかけてトレーニングをしているわけです。

力を入れてオモリが上がっている状態から力を一気に抜けばどうなるかわかりますよね。
オモリは下に叩きつけられます。そしてガギーーーーン!!と爆音を放つのです。ものすごくうるさいですし、ビックリします。

回りの人は一斉にそのおじさんを見ます。しかしおじさんは怯みません。何度もそれをします。回りの人は厄介なことに巻き込まれたくないので、誰も注意はしません。大人はなかなか大人を注意しません。

僕は何度もその大人に注意をしようと試みましたが、殴りかかられたらどうしようという不安からなかなか実行できませんでした。

しかしある時から注意しようとするのはやめて、そのうちにその人と距離をとればいいことに気づきました。
その人が筋トレを始めたら、僕はランニングやバイクを始めます。又は正反対の場所にある器具を使うようにしました。

これは根本的な解決にはなっていません。が、僕が根本的な解決をしなきゃいけない理由はありません。ジムの人、頑張って下さい。

そもそも僕は、力を入れてオモリをあげ、力をゆっくり抜いてオモリを優しくもとの場所に戻すまでが筋トレだと思っています。
ダンベルを持ち上げて、下ろすときに手を開いてダンベルを離してしまう人は大人じゃないです。回りの人のことを考えない頭のでっかい子供です。

音をたてると言ったら、思い出すのが知人の話。
嫁さんのお茶碗を置く音がうるさくて、知人が注意したら逆ギレされた。
嫁さんは自分の何が悪いのかわからない、そもそも別に音なんて気にならないし。
と言うらしいのです。

育ってきた環境は人それぞれなので、もしかしたら音は気にしない星雲で育った人たちは全く悪気はないのでしょう。音たててなんぼのもんじゃい、みたいな。

そういえば、僕が大卒新卒で勤めた会社で注意されたことがあります。電話を置くときの音がうるさいと。

僕は全くうるさくしているつもりはなかったのですが、すこし戸惑いつつも新人でしたので謝りました。それから電話を置くときは優しく置くように意識しました。

実際に僕が電話を置くおきの音がうるさかったのかもしれませんし、注意した人が電話を置く時の音に敏感な人だったのかはわかりません。

ここで大事なポイントとして、相手にしっかりと思いを伝えることです。
僕は注意してもらえたことによって、電話置くときの音を気にする人が世の中にひとりでもいると言うことに気づくことができました。
言われなかったら今でも気にせずに電話をガシガシ鳴らしていたかもしれません。
なるべき電話を、です。

ジムのおじさんの話に戻りますが、彼は誰にも注意されないだけで、実は全く悪気はないのかもしれませんね。

みんな大人ですね。

おわり。