ジムに閉じ込められた話
昨日ジムに閉じ込められました。
仕事が終わってからコンビニで大盛りのペペロンチーノを胃袋の中に詰め込み、18時くらいからジムでランニングをスタートさせました。
順調にメニューをこなし20時にはお風呂にはいって汗を流しました。
運動後の風呂はきもちいい!
風呂の洗い場で歯磨きやフロス、歯間ブラシを済ませ脱衣所へ戻る。
ドライヤーも終わりさあ帰ろうかと言うところでした。
前の日寝るのが遅かったため、休憩ルームみたいな場所ですこし寝ることにしました。
家に帰ってやりたいことがあったので、ここで寝とかないと家に帰った瞬間寝てしまうからです。
休憩ルームは薄暗く、奥の方の倒せる椅子は寝るのにぴったりの場所でした。
一時間くらいは眠れるなと時計を見てから僕は目をつむりました。
なかなか眠気が来なかったので、あーこれは一時間もねむれんなーなんて思っていたら気づいたら眠っていました。
パッと起きたらそこにはおじーさんに近いおじさんがいて、僕の方に向かってなにかしゃべっています。
なにか恐れている様子で、まるで僕が犯罪者かのような扱いをしてきます。
おじーさんに近いおじさんは僕と一定の距離を保ちながら聞いてきます。
『なんでいるんだっ?なんでだっ?なぜっ!』
『お客さんか?客か?なぜだっ!』
僕はおじーさんおじさんの剣幕に【こ…ころされる!】と感じました。
今考えたら馬鹿らしいけど、寝起きで寝ぼけまくってた僕にはおじーさんおじさんの存在はあまりに不気味で恐怖でした。半ギレだし。
逆におじーさんおじさんから見た僕も恐怖だったことでしょう。
まず僕は鉄砲を持っていないことを伝えました。つまり的ではないということを言いました。
(敵=侵入者)
すると徐々にお互い状況が読み込めてきて、普通にしゃべれるくらいまで回復しました。
時間を見ると23時半、おじーさんおじさんの正体は殺し屋ではなく見回りの警備員でした。
21時45分のジム職員による巡回を潜り抜けた僕はなんと3時間も眠っていたことになります。
起こしてくれよ~。
もし、おじーさんおじさんが僕を発見してくれていなかったらどうなっていたことか。ゾッとします。
おじーさんおじさんに駐車場まで見送られ無事に家に帰りましたとさ。妻はビックリしてあきれていました。
ありがとうおじーさんおじさん、そして、さよーなら。
おわり。